自反尽己?(じはんじんこって何?)
今回はスポーツとは直接関係ないお話です。
「自反尽己(じはんじんこ)」って言葉を聞いたことがありますか?
私がこの言葉を初めて知ったとき、「これがずっと心の中で思っていたことだ」と感じました。
そのきっかけは新聞記事。
県内の大手企業のトップが、
「これまでの自分の考え方を改めた。それが自反尽己という考え方である」
というお話でした。
この言葉の意味は
「自反とは指を相手に向けるのではなく、自分に向ける。すべてを自分の責任と捉え、自分の全力を尽くすこと。」
よく「自責」とか「他責」という言葉が使われます。
私自身、ついつい他責が強く出ていたことがあり、会社のスタッフにも迷惑をかけていたと思います。
(もしかすると今でもいろんな方に迷惑をかけていることがあるかもしれませんが…)
そんな時に、ふと気づいたのは
スタッフができないからといって叱責しても、スタッフは奮起するわけでなく、逆にマイナスの感情しか抱かない。
結局そこで失った信頼や信用を取り返すことすら難しく、結果的に組織として、まだ自分の仕事を進めていくうえでマイナスにしかならない…
「それもこれも自分の責任なんだ…」ということ
それを当初は、結局は自分に返ってくるということで「天に向かって唾を吐く」という言葉で例えていました。
ただ、この「自反尽己」という言葉を知ったときに、「これこそまさしく!」と思ったのです。
これって会社でも、スポーツでも同じように考えられることありませんか?
次回のブログでは仕事の場面での「自反尽己」をもう少し深く書かせていただきたいと思います。