緊急事態宣言延長!新型コロナで思うこと・雑感+新しい生活様式とフィットネス

緊急事態宣言1ヶ月の延長、PTA活動もストップ…

当初GW明けまでと言われていた緊急事態宣言が5月末まで伸びてしまいました。

私が元々勤めていた職場はフィットネスクラブだったので、そうであれば3月から含め、この3ヶ月間のほとんどが休業になっていたんだと思います。

最近、一緒に活動しているフリーのインストラクターの中には、フィットネスクラブの休業や、公共施設の閉鎖等で全く収入が無い方も多くおられます。給付金や支援制度があるとはいえ、家庭を支えている人にとっては大変な事態です。フィットネスに限らず、いろんな業種の多くの方々が頭を抱えていることと思います。

私の中で大きな割合を占めているPTA活動もストップしています。役員会や総会が開けない状態で、とりあえずは書面決議で新役員や事業計画等を承認していただくことになります。
楽しみにしていた高等学校のPTA全国大会(今年は島根県だったので出雲大社に行けるかな?って期待していたのですが…)や北信越ブロックの大会なども軒並み中止。来年、石川県が全国大会の開催県で、私も副実行委員長を務める予定だったのですが、こちらもどうなるのか?といった状況です。

 

学校休校と9月入学について

学校の休校措置によって9月入学を期待する声も出ています。
この賛否は別として、個人的には今年から9月入学に変更したとしても、コロナの感染拡大が再燃する可能性も考えると、休校措置は今後も行われるのではないかと思っています。先日、子どもたちには「来年の9月までは同じ学年かもしれないね」という話をしました。つまり休校をはさみながら、今年度は来年の8月まで続き、次年度のスタートが来年の9月かもね?という意味です。実際にそうならないことを祈りたいものです。

ある方がfacebookで「9月入学になると夏の甲子園はいつやるの?」と書いておられました。確かに9月新学期スタートなら甲子園はもちろんのことインターハイなどもどうなるのでしょうね。新学期開始前に行うのなら甲子園は選抜大会になっちゃいます。夏の甲子園は暑さ対策が問題になっていたので、ちょうどよい機会なのかもしれませんが、寒いからとカイロを持って応援というのはちょっと淋しい気がしませんか?

 

感染者が多い石川県でも新型コロナが出ていない地域がある

石川県は人口10万人当たりの感染者数が約23.4人と全国最多の東京都33.7人に次ぐ多さとなっています(5月4日時

点)。また医療機関のクラスター感染により高齢者の感染者が多く、残念なことに人口当たりの死亡者数は全国で最も多

くなっています。世界でも25万人を超える方がお亡くなりになられていると事実…とても悲しいことです。

私の住む石川県は能登半島が日本海に突き出ていて、縦に長い地形です。県庁所在地の金沢市は、県の真ん中よりも下にあり、大きく分けると北から能登、金沢、加賀に分けることができます(衆議院選挙の区割りもこの3つに分かれています)。能登でもL字に曲がっている上の部分は奥能登と言われ、このエリアでの新型コロナの感染者は出ていません。私の実家は輪島にあり、親が健在なので、なんとかこのウイルスが奥能登に侵入しないことを願っています。

 

 

実は私もハイリスク

親の心配も大切なのですが、実際、私も喘息なので、感染した場合はかなりの確率で重症化(死亡)すると思われます。これまで、「がんで死ぬのかな?」などと考えたことはありましたが、新型コロナに感染した有名人の方が急激に悪化してお亡くなりになった話を聞いていると、とても他人事だとは思えないのが率直なところです。
もちろん中国で発生し、日本にも感染者が出た頃から「これはまずい…」と思っていて、そのことを娘にも話をしたら、急に娘が神経質になり、「パパが感染したら大変!」と心配してくれるようになったものです。心配してもらえるだけありがたいことですね。
なので今回、一旦収束したとしても、第2波、第3波と来た時に、耐えられるかどうかも心配になります。これはみなさん同じことだと思いますが…

 

新しい生活様式

そのような中で専門家会議の提言として「新しい生活様式」という言葉が出てきました。

【感染防止の3つの基本】として①身体的距離の確保  ②マスクの着用  ③手洗いが言われています。
それに加えて、
・人との間隔はできるだけ2m(最低1m)空ける
・遊びに行くなら屋内より屋外を選ぶ
・会話をする際は可能な限り真正面を避ける
・外出時、屋内にいるときや会話をするときは症状がなくてもマスクを着用 などが挙げられています。

しかも、『筋トレやヨガは自宅で動画を活用』と書かれていました。

 

「おいおいちょっと待ってよ」フィットネスの関係者なら誰もがこのように叫ぶと思います。
これを全部守ったら、ジムでトレーニングしたり、スタジオでレッスンを受けたり、あるいはお風呂に入ったりなど、フィットネスクラブで普通に行われていることができなくなります。

ただ、冷静に考えれば、「当面この状態がしばらく続く…」と言っているのかもしれません。

そうであれば、私たちはどうしていったらよいのでしょうか?

 

フィットネスの新しい形

フィットネスは私たちの生活にとって欠かすことができないものだと思います。体力の維持・向上、生活習慣病の改善、ストレスの解消、コミュニケーションなど多くの効果があります。なので何としてでもフィットネス活動を守っていかねばなりません。
とはいえ、当面は、上記の新しい生活様式に沿ったスタイルが求められます。

具体的には

・アウトドアで行うなど三密を極力減らす環境でレッスンを行う

・少人数やパーソナルレッスンで対応する

・オンラインレッスンとリアルを組み合わせた新しいスタイルを築く  etc

フィットネス関係者はみなさん困っておられます。利用者側に対しても、また、運営者側であるフリーインストラクターや個人でジムを行っている方、フィットネスクラブなどのご支援ができるよう、私自身ももっと考えていきたいと思っています。

みんなで協力して新型コロナに負けないフィットネスの形を推し進めましょう!